【4月入社だけどもう辞めたい…】5月の転職活動が成功しやすい理由と今すぐやるべき行動とは?

はじめに
「4月に新しい職場に入ったけれど、もう辞めたい」――。
そんな思いを抱いていませんか?
社会人生活のスタートを切ったばかりなのに、「もう辞めたいなんて甘えだ」と自分を責めていませんか?
実は、5月に転職活動を始めることには、大きなチャンスがあるのです。
この記事では、私自身の経験も交えながら、
- 4月入社後すぐに転職を考えるのはアリなのか
- 5月に転職活動をするメリット
- 5月に転職を成功させるための具体的なステップ
- エージェントを利用するメリット
について、わかりやすく解説します。

1. 4月に入社したけれど合わない…それって甘え?
「辞めたい」と感じる理由は、あなた一人ではない
4月入社の人のうち、なんと3割近くが入社3カ月以内に辞めたいと思ったことがあるというデータがあります。
その理由にはこんな声がありました:
- 実際の仕事内容が求人票と違っていた
- パワハラやモラハラまがいの対応を受けた
- 毎朝、通勤前に吐き気がするほどのストレス
- 仕事のミスで怒鳴られる日々
私も以前、4月に入社した職場が合わず、3週間で退職した経験があります。周囲に相談することもできず、自分を責めて泣いた夜もありました。
でも今、あの時の自分に言いたいのです。
「辞めることは甘えじゃない」と。

2. 5月に転職活動をするメリット
転職市場に詳しいキャリアアドバイザーも「5月は狙い目」と語る
ではなぜ、5月に転職活動をするのが有利なのでしょうか?
その理由は大きく分けて5つあります。
① 補充採用が活発になる
4月に入社した社員の中には、すぐに辞めてしまう人もいます。そのため、企業側は補充要員として5月に追加の採用を行うことが多いのです。
しかもその募集は急ぎの場合が多く、面接から内定までのスピードも速い傾向があります。
② 応募者が少ない時期だから選考が通りやすい
5月は、「もう少し様子を見ようかな」と様子見の人が多く、本格的な転職活動者はまだ少なめ。
そのため、競争が激しくない時期にこっそり転職活動を始めることで、採用のチャンスが広がります。
③ 人事担当も余裕があり丁寧に対応してくれる
新年度対応が落ち着く5月は、人事部も繁忙期を脱し、丁寧な選考をしてくれる傾向にあります。結果として、じっくり面接ややりとりができ、自分に合う職場を見つけやすくなります。
④ 6月・7月入社を目指せる
5月に転職活動をスタートすれば、6月中には内定・入社が可能です。転職後の引継ぎや住まいの準備などにも余裕が生まれます。

3. 5月中に転職したい人が押さえるべきポイント
◆自己分析をしっかり行う
短期退職後の転職では、「なぜ前職を辞めたのか」「今後はどんな職場を求めているのか」を明確にすることが重要です。
紙に書き出してみると、自分の思考が整理されます。
例)
- 辞めた理由:毎日残業が4時間以上あった
- 求める職場:ワークライフバランスが取れている会社
このように、「辞めた理由」と「次に求める条件」をセットで考えると、面接での回答もスムーズになります。

4. 退職を決意したらやるべきこと
ステップ①:退職の意思を伝える
退職の意思は、直属の上司に口頭で伝えるのが基本です。
ただし、感情的にならず、冷静に「一身上の都合により」と伝えるのがベターです。
ステップ②:退職日を明確にする
法律上は2週間前に伝えれば退職できますが、可能であれば1カ月ほど余裕を持って伝えると円満退職に繋がります。
ステップ③:引き継ぎ資料の作成
次にその仕事を担当する人のために、マニュアルを残しましょう。これはあなたの社会人としての信頼にも関わる部分です。

5. 転職活動の具体的な進め方
◆STEP1:求人の情報収集
まずは自分が求める条件を整理し、希望に合った求人を探すところから始めます。
最近は、LINEやアプリで希望条件を登録しておくだけで、新着求人を自動で通知してくれるサービスもあります。
例:
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
- エン転職
◆STEP2:応募書類の作成
短期離職の場合は、職務経歴書の書き方に注意が必要です。
以下のような表現を意識すると印象が良くなります。
NG:「会社がブラックだったため退職」
OK:「より自身の強みを活かせる環境を求めて転職を決意」
◆STEP3:面接対策
よく聞かれる質問例と回答のポイントは以下の通り。
Q. なぜすぐに退職されたのですか?
A. 「短期間ではありましたが、自分の適性を見直す機会となりました。今後は〇〇を活かせる職場で、長く働きたいと考えています。」
ポイントは「反省点と前向きな展望をセットで伝える」ことです。

6. 転職エージェントを活用するメリット
◆あなたの代わりに企業と交渉してくれる
転職エージェントは、あなたと企業の“間に立つプロ”です。
自分では言いにくい給与や入社日の相談も、エージェントが企業と交渉してくれるので安心です。
◆履歴書・職務経歴書をプロが添削してくれる
特に短期退職後の応募書類は、慎重に書く必要があります。
エージェントは採用側の目線で添削してくれるため、通過率がアップします。
◆非公開求人に出会える
求人サイトには載っていない非公開求人を紹介してもらえるのも、エージェントならではの強みです。
◆面接のフィードバックがもらえる
企業からの評価を直接フィードバックしてくれるため、次回の面接対策に活かせます。

7. おすすめの転職エージェント(例)
- リクルートエージェント:求人数業界No.1。未経験職種にも強い
- doda(デューダ):丁寧なサポートと情報量が魅力
- マイナビエージェント:20〜30代の転職に特化した支援が充実
- type転職エージェント:首都圏中心。IT・営業職に強い
複数登録して、相性の良いエージェントを選ぶのがおすすめです。
まとめ:5月の転職はむしろチャンス!一歩踏み出してみよう
「せっかく4月に入社したのに、もう辞めたいなんて…」
そう悩むあなたに伝えたいのは、**“あなたのキャリアは、あなたのもの”**だということ。
他人の目や世間体ではなく、「自分がどう働きたいか」を軸にして、転職活動を進めましょう。
5月は、実は転職に向いている絶好のタイミング。
自己分析をしっかり行い、必要なら転職エージェントの力を借りて、
後悔のないキャリアを築いてください。