「これって本当?」ネット情報に騙される人の5つの共通点


はじめに
最近、SNSやニュースサイトで流れてくる情報を見て、「えっ、本当に?」と思ったことはありませんか?
ネットには毎日無数の情報が溢れていて、私たちはその中から「本当に信じるべき情報」を選び取らなければなりません。でも、実は意外と簡単に間違った情報を信じてしまうことがあるんです。
「まさか、自分は大丈夫!」と思っている方も、もしかしたら気づかないうちに誤った情報を信じてしまっているかもしれません。
今回は、ネット情報に騙されやすい人に共通する「5つの特徴」をご紹介します。
1. 「1つの情報源」だけで判断してしまう

ネットにはたくさんのニュースが飛び交っていますが、「たった1つの記事」だけを読んで、その内容を信じてしまうのはとても危険です。
例えば、あるニュースサイトで「Aさんが○○をした!」と報道されていても、別のメディアでは「Aさんは実は□□だった」と報じていることもあります。
一つの視点だけで判断すると、物事の本当の姿が見えなくなってしまうのです。
▶︎チェックポイント
- 同じニュースを別のメディアでも確認する
- 海外の報道や一次情報(公式発表など)にも目を通す
- 「対立する意見」も知るようにする
一つの情報を鵜呑みにせず、「他の角度からの視点もあるかも?」と疑うクセをつけることで、より正確な情報にたどり着くことができます。
2. 「肩書」だけで情報の正しさを判断してしまう

「○○大学教授が語る!」「専門家が断言!」という言葉を見て、「これは信用できる情報だ!」と思ってしまうことはありませんか?
確かに、専門家の意見は参考になりますが、それだけで情報が正しいと考えてしまうのは危険です。
例えば、同じ分野の専門家でも意見が分かれることはよくありますし、過去に「〇〇教授はこの分野の専門だ」と信頼されていた人が極端な意見を持つようになることもあります。
それに、「専門家」という肩書を持っているだけで、実際の専門知識が十分でない場合もあるんです。
広告などにも「〇〇先生」や有名人が名を連ねており、この方が言うんだったらとか、この人が使っているのだったらとポチッとすることがあるのではないでしょうか。
▶︎チェックポイント
- 「肩書があるから」とすぐに信じない
- その人が過去にどんな発言をしてきたか調べてみる
- 他の専門家の意見と比べてみる
情報の正しさを見極めるには、肩書だけでなく「発言の根拠」に注目することが大切なのです。
3. 「偏った情報」ばかり見てしまう

ネットの仕組み上、私たちは「自分が好きな情報」ばかりを目にしやすくなっています。例えば、アルゴリズムは「あなたが興味を持ちそうな情報」を優先的に表示するため、気づかないうちに偏った情報ばかりを受け取るようになってしまうのです。
これが続くと、「自分が信じるものだけが正しい」と思い込み、違う意見を受け入れられなくなることも…。
さらに極端な例では、偏った思想にハマったり、周りの人と意見が対立してしまったりすることもあります。
▶︎チェックポイント
- いつも見ているニュースサイトやSNSの情報源を見直す
- あえて「反対の意見」を読む習慣をつける
- フィルターバブル(自分の好みの情報だけが届く仕組み)に注意する
幅広い情報に触れることで、自分の視野を広げることができますよ。。
4. 「秘密の情報」や「陰謀論」に惹かれてしまう

「マスコミが報じない真実!」「政府が隠している衝撃の事実!」といった言葉を見て、「何か裏があるのかも?」と気になったことはありませんか?
確かに、政府や大企業がすべての情報を公開しているとは限りません。でも、世の中の大半の情報は公開されているものです。
「特別な情報を知っている人」になりたい気持ちはわからないではないですが、その心理を利用して、人々を煽るようなフェイクニュースを作る人もいます。
▶︎チェックポイント
- その「秘密の情報」は、本当に信頼できるものか?
- 公式な発表や信頼できるデータと照らし合わせてみる
- 「なぜこの情報は隠されているのか?」と冷静に考えてみる
「みんなが知らない秘密の情報」という言葉には、少し距離を置くのが賢明だと思います。
5. 「知り合いが勧めた情報」を鵜呑みにしてしまう

家族や友人から「これ、本当にヤバいらしいよ!」と送られてきた情報、つい信じてしまうことはありませんか?
身近な人が言っていることは安心感がありますが、その人もまた「間違った情報」を信じてしまっているかもしれません。
特に、SNSなどでシェアされた情報は、出どころが不明確な場合がありますので要注意です。
▶︎チェックポイン
- 「この情報の元ネタはどこ?」と確認する
- 公式な情報と照らし合わせてみる
- 「感情を煽るような表現」がないかチェックする
身近な人だからこそ、「その情報、本当に正しいの?」と冷静に考えることが大切で す。
情報の海で溺れないために

ネットには正しい情報もたくさんありますが、それと同じくらい誤った情報も存在します。そして、誰もがその「誤った情報」に騙される可能性があるのです。
だからこそ、「情報の見極め方」を身につけることが大切なのです。
- 「一つの情報源」だけで判断しない
- 「肩書き」に惑わされない
- 「偏った情報」ばかり見ない
- 「陰謀論」に巻き込まれない
- 「知り合いの情報」でも鵜呑みにしない
この5つのポイントを意識するだけで、情報の取捨選択がグッと上手になります。
毎日の情報の波に流されず、自分で考える力を養っていきましょう!