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長崎市が「こども誰でも通園制度」を2025年6月から実施へ!子育て世帯にうれしい新制度とは?

まりん
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長崎市では、2025年(令和7年)6月から「こども誰でも通園制度」を開始することを発表しました。この制度は、親が働いていなくても子どもを保育所などに預けることができる仕組みで、全国的な導入に先駆けて実施されます。子育て家庭にとって大きな助けとなるこの制度について、詳しくご紹介します。

こども誰でも通園制度とは?

「こども誰でも通園制度」は、就労要件に関係なく、希望する家庭が保育所や認定こども園を時間単位で利用できる制度です。

これまで、保育所や認定こども園は、保護者が仕事をしていることが利用の前提条件でした。しかし、この制度では、親が専業主婦(夫)であっても、育児中のリフレッシュを目的としても、柔軟に施設を利用できるようになります。

この制度は、2026年度(令和8年度)から全国の自治体で導入される予定ですが、長崎市ではそれに先立ち、2025年6月から開始されます。

長崎市での実施概要

長崎市では「こども誰でも通園制度」を市内の約40の保育所・認定こども園で実施する予定です。

対象となる児童

  • 長崎市在住の生後6か月~3歳未満の子ども
  • 現在、教育・保育施設を利用していない子ども

利用可能時間

  • 1人あたり 月10時間以内

利用料金

  • 1時間あたり300円(国の基準に基づく)

なぜこの制度が必要なの?

育児の負担軽減と孤立防止

長崎市では「子育ての不安や孤立感、負担を少しでも軽減することが大切」と考えています。

子どもを短時間でも預けられることで、

  • 親がリフレッシュする時間を持てる
  • 子どもが集団生活を経験し、成長できる
  • 緊急時(親の体調不良など)にも対応しやすい

といったメリットが期待できます。

すでに県内で試験導入された自治体も

長崎県内では、松浦市と東彼杵町ですでに試験的に導入されており、一定の効果が見られています。

利用者の体験談

実際に制度を利用したお母さんの声

30代女性・長崎市在住

「子どもがまだ1歳で、毎日一緒に過ごすのは楽しいのですが、なかなか自分の時間を取れずにいました。初めて『こども誰でも通園制度』を利用したときは、最初は不安もありましたが、保育士さんが優しく迎えてくれたおかげで安心できました。おかげで、美容院に行ったり、ゆっくり読書をする時間を持てるようになりました!」

40代男性・長崎市在住

「妻が体調を崩したときに、この制度を知りました。すぐに申し込みをして、子どもを数時間預かってもらいました。その間に妻は休むことができ、私も仕事の調整ができたので本当に助かりました。普段は専業主婦の妻が子育てのほぼすべてを担っていますが、この制度のおかげで少しでも負担を軽くすることができたと思います。」

今後の流れと条例案

長崎市では、この制度を適切に運営するため、「長崎市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例」を市議会に提案しました。

この条例により、制度を実施する民間保育所や認定こども園が満たすべき基準を定め、安心・安全な保育環境を提供できるようにします。

まとめ

「こども誰でも通園制度」は、育児中の家庭にとって心強い支援となる制度です。長崎市では2025年6月から約40の施設で実施される予定です。

短時間から利用できるため、「ちょっとした用事の間だけ預けたい」「子どもに保育施設の雰囲気を経験させたい」といったニーズに応えられます。

詳細な申し込み方法や対象施設については、今後市から発表される情報をチェックしてみてください。子育てしやすい長崎市を目指す新たな制度、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

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