子供の習い事トラブル解決術!スムーズに乗り越えるコツ
我が家の子供は英会話の勉強をしています。
小さい頃からネイティブの発音に慣れるといいと聞いたので3歳から始めました。
私の英会話の学習を見て興味を持ったのがきっかけでした。
子供の習い事の継続のためには親の協力や努力も必要になります。
子供が習い事を嫌がることもあります。そういった時の対処法、先生とのトラブル対処法など紹介します。
1. 子供が習い事を嫌がる5つの原因
喜んで習い事を始めた子供たちですが、ときには「嫌だ。きょうはやらない。」と言うこともあります。習い事を嫌がる子供の理由は様々です。
嫌がる5つの主な原因を紹介します。
1. 疲れている
子供は幼稚園や保育園で遊んだりしてエネルギーを消耗しています。
そのため、帰宅後に習い事に行くとなると体力的に厳しいと感じる子供もいます。
「きょうはきついからやらない」「ぼくも」と我が家の双子っちもよく言います。
また、習い事をたくさんしている子供は忙しくて十分に休む時間がないため、疲れている場合もあります。
2. 先生が合わない
子供と先生の相性も非常に重要です。
先生が怖かったり、子供に合わない教え方をする場合、子供は習い事を嫌がることがあります。
子供も人間ですので、大人と同様に相性があるということを理解する必要があります。
3. 楽しくない
子供が興味のない分野や苦手な分野の習い事だと、楽しく感じることは少ないです。
また、保護者が非常に熱心で子供の意思に関係なくいろいろと習い事をさせていると、させられていると感じる子どもは、楽しくないと思うことが多いものです。子供の意思で習い事を選ばせることが大切です。
4. 上達しない
子供としては頑張っているつもりでも成果が出ない、上手になれないと感じると、習い事を嫌がることがあります。子供は成長していくプロセスを楽しみたいものですので、なかなか上達できないことに対して苦手意識を持つことがあります。
5. 子供同士の人間関係
同じ習い事をしている子供たちとの人間関係も子供にとって重要な要素です。
苦手な子供がいたり、トラブルがあったりすると、子供は習い事を嫌がります。
また、上手にできる友達と自分と比べて落ち込んでしまうこともあります。
以上が子供が習い事を嫌がる5つの主な原因です。
子供が習い事を嫌がった場合は、原因に対して適切な対処法を考える必要があります。
2. 習い事を嫌がった時の正しい対処法
子供が習い事を嫌がった場合には、適切に対応しなければなりません。
ここからは、子供が習い事を嫌がった際の対処法をご紹介します。
子供の理由をよく聞いて理解する
子供が習い事を嫌がる理由は様々です。
まずは、子供に理由をよく聞くことが重要です。
子供の気持ちを十分に理解することで、適切な対処法を見つけることができます。
一時的な休息を提案する
子供が習い事を嫌がっている場合は、一度休んでみることも検討してみましょう。
一時的な休会制度がある場合は、退会せずに休んで様子をみることができます。
この休んでいる間に子供が楽しさを思い出すかもしれません。
特にスポーツ系の習い事では体力を消耗するため、再開時期を計画的に決めることも大切です。
別の先生との授業を試してみる
習い事を嫌がる理由の一つに「先生との相性が合わない」という場合もあります。
このような場合には、できるようならば別の先生との授業を試してみることをおすすめします。
子供自身が相性の合う先生を見つけることで、習い事へのモチベーションが向上するかもしれません。
目標を設定する
習い事を嫌がる理由の一つに「上達しない」というものがあります。
この場合は、目標を設定してみることをおすすめします。
子供は上達したいという気持ちを持っています。具体的な目標を設定し、それを達成した後に子供に選択肢を与える方法もあります。
例えば「15M泳げるようになる」という目標を立ててとりあえず頑張ってみようと励まします。その目標が達成できたら「よくがんばったね。」としっかり褒めます。そして「ここまでできたけどどうする?」とたずねてみます。目標が達成できると前向きになれることも多いです。
目標の設定により、モチベーションを高めることができるでしょう。
以上が、子供が習い事を嫌がった時の対処法の一部です。
子供の気持ちを大切にし、適切な対応をすることで、習い事を楽しく続ける環境を作ることができます。
3. 先生とのトラブル時の3つの対処法
習い事をしていると、子供が先生とのトラブルに巻き込まれることがあります。
そんな時には下の3つの対処法を試してみましょう。
3-1. 子供の話をじっくり聞く
まずは、子供自身の話をしっかりと聞くことが大切です。
子供はトラブルの原因や理由を素直に正しく伝えてくれることがあります。
親の勝手な思い込みで先生に対して不必要なクレームをつける前に、子供の話をじっくり聞いてあげましょう。
3-2. 先生との対話を試みる
子供の話を聞いた後は、先生と直接話してみましょう。
できれば直接話すことが望ましいのですが、メールや電話でも構いません。
子供の状況やトラブルの内容を丁寧に伝え、問題を解決するために意見を交換しましょう。ここでは冷静さを保つことが大切です。
3-3. スクールの担当者と相談する
先生との対話で問題が解決しない場合は、スクールの担当者と相談してみましょう。
スクールによってはトラブル対応の担当者やカウンセラーがいます。専門家のアドバイスを受けながら、トラブルを解決する方法を探りましょう。
先生とのトラブルは親子にとってストレスの原因になりますが、冷静な対応とコミュニケーションを大切にすることで解決への道が見えてきます。
子供の習い事を続けるためにも、適切な対処法を選びましょう。
4. 子供におすすめの習い事
習い事は子供の個性や能力に合わせて選ぶ必要があります。
子供たちにおすすめの習い事をいくつか紹介します。
スイミング
スイミングは子供たちにとっておすすめの習い事です。
- 水泳を習得することで、水の中で安全に過ごす方法を身につけることができます。
- 成果により自己評価が向上し、自信を持つことができます。
- 全身運動により体力を向上させることができます。
- 水の中での運動や浮遊感が感覚統合を促進する役割を果たすことがあります。
- リラックス効果により、ストレス解消にも役立ちます。
ただし、注意点もあります。
- 水泳に通う際には、大人の付き添いが必要な場合があります。
- 水に濡れることや飛び込むことが苦手だと思う子供もいるので、事前に受け入れ先に確認する必要があります。
体操
体操も子供たちにおすすめの習い事です。
- 体操を通じて、空間認識や身体の位置関係を理解する力が養われます。
- 細かい動作やバランスの調整など、体感を鍛えることができます。
- 身体を通して自己表現の方法を見つけるきっかけとなる場合があります。
- 運動によりストレスが軽減され、心身の健康促進につながります。
選ぶ際の注意点は以下の通りです。
- 少人数で行われる教室を選ぶことがおすすめです。
- コーチが子供たちを十分にサポートできる環境であるか確認する必要があります。
ピアノ
ピアノも、子供たちにおすすめの習い事です。
- 先生との一対一のレッスンにより、集団行動が苦手な子供にとって安心な環境が提供されます。
- 興味のある対象に対して高い集中力を持つ子供にとって、ピアノは練習に苦痛を感じずに取り組むことができます。
- リズム感や音感を鍛えることができます。
ただし、注意が必要です。
- 個人レッスンが多いため、他の子供たちとの交流や友達関係の形成が難しい場合があります。
- 先生との相性や教室の雰囲気を確認するために、体験レッスンを受ける必要があります。
- 自宅での練習に時間を割く必要があります。
プログラミング
プログラミングも子供たちにおすすめの習い事です。
- オンラインでの受講が可能なため、足を運ぶことが難しい子供でも参加できます。
- 論理的思考や問題解決能力の向上に役立ちます。
- 独自のアプリやゲームを作成することにより、創造性を発揮する機会を提供します。
- 現代社会で重要なスキルであり、学力向上にも寄与します。
選ぶ際の注意点は以下の通りです。
- 子供に適した教材や教室を見つけることが難しい場合があります。
- 長時間のコンピューター使用により、視力低下のリスクがあることに注意が必要です。
- 深い学習には至らず、遊び程度の範囲にとどまる可能性があります。
英会話
英会話も子供たちにおすすめの習い事です。
- 複数の言語を学ぶことで、認知機能や論理的思考、記憶力の向上に役立ちます。
- オンライン英会話を自宅から受講することができます。
- 一対一の個別指導なので、集団行動が苦手な子供たちでも受けることができます。
注意が必要な点は以下の通りです。
- マンツーマン指導の教室では費用が高い場合があります。
- 他の子供や自分の失敗に敏感になる特性がある子供もいることに注意が必要です。
- 宿題などで親も負担を感じる場合があります。
以上、子供たちにおすすめの習い事の一部です。子供の特性やニーズに合わせて習い事を選び、成長をサポートすることが大切です。
5. 共働き家庭が子供の習い事を無理なく続けるためのコツ
共働きの家庭では、子供の習い事を続けることは難しいことかもしれません。
しかし、子供が楽しく習い事を続けるためには、いくつかのコツが必要です。
共働き家庭が子供の習い事を無理なく続けるためのポイントを紹介します。
1. 習い事の数を控えめにする
子供の経験を豊かにするために、たくさんの習い事をさせたいと思うかもしれませんが、無理にたくさんの習い事をさせることは避けましょう。
欲張りすぎると、子供と親の負担が増えるばかりか、経済的な負担も大きくなってしまいます。
大会や発表会の準備や手伝い、出席の必要性なども事前に調べ、習い事を絞りましょう。
2. 親の頑張りを控える
子供の習い事に対して親が頑張りすぎることも避けるべきです。
子供にとって一番大切なことは楽しむことです。親が自分のライフスタイルを犠牲にしてまで子供に習い事をさせる必要はありません。
他の人と比較せずに、家庭のペースを守り、子供が楽しんでいるかを常に見守ることが重要です。
3. 夫婦で協力する
共働きの夫婦が子供の習い事を続けさせるためには、夫婦の協力が欠かせません。
家事の分担や負担軽減はもちろんのこと、日頃からお互いに感謝の気持ちを伝え合うことも重要です。
特にパートナーは客観的な視点で頑張りすぎていないかを見つめてくれる存在です。
悩みや問題が生じた場合は一人で抱え込まず、夫婦で相談し解決策を見つけることも大切です。
共働きの夫婦であっても、子供の習い事を無理なく続けさせることは可能です。
代理送迎やベビーシッターサービスの利用、通える距離での習い事や自宅でできる習い事などの工夫ができます。
習い事には習うだけではなく、宿題、大会や発表会、お弁当作りなども必要なことがあります。親子で無理をせず、習い事を楽しく続けるために、前向きに考えましょう。
まとめ
子供の習い事を続けるには様々な課題がありますが、親子で楽しむことが最も大切です。習い事の数を適度に絞り、親の頑張りすぎを避け、夫婦で協力して対応することで、共働き家庭でも無理なく子供の習い事を続けていくことができます。
子供の成長と共に、習い事を通じて得られる経験や達成感を大切にしながら、無理なく継続することが重要です。