日々のこと

朝から怒り爆発「もう、何回言わせるの?」ママは怒りん坊?

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まりん
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子どもを育てていると「私ってこんなに怒りやすかった?」と思うことが度々あります。「また怒ってしまった」と自己嫌悪に陥ることもあります。
それでも毎日毎日同じことの繰り返し。
皆さんはこんなことはありませんか?
「また!しないでって言ったでしょ(# ゚Д゚)」「何回言えばわかるの?」
私も気づけば毎日言っていました。
きょうは子育ての怒りについて考えていきましょう。

怒りは繰り返すことで大きくなる

「またグズグズして・・・・・」
「よそ見して牛乳を飲まないで。いつも言っているでしょう?」
1度目は普通に言えるのに、2度目は注意モード、そして3度目には怒りモードになってしまいます。それを越えて何度も繰り返されると怒り、怒り、怒りです。
毎日言っているのに「また」と。

もしかしたら子どもにも子どもの理由があるかもしれないのに「また」の怒りのスイッチが入ってしまうのです。
「何度も言わせないで」と思えば思うほど怒りが大きくなります。

思えば自分が子どものころは親に叱られた際に「そんなに怒らなくても(叱らなくても)いいのに」と思っていたはずなのに、親になると「いつも教えているのに」「これだけ言っているのにまだわからないの?」「何度やったら覚えるの?」と様々な感情が入ってしまうのです。

ママ友のゆきさんはいつも穏やかで優しく子どもに話しかけています。
「ゆきさんは朝からイライラしないの?」と聞いたところ、「前は言っていたよ。いつまで言い続けたらわかるのかとゲンナリしてた。」と。
その後、考え方を変えたと言うのです。
「朝から起きないでしょ。遅刻しそうだし、イライラして『何度も言わせないの』と怒っていたんだけど、子どもを起こして、保育園に遅れないように連れて行ければそれでいいと割りきることにしたの。」と。

「何でわからないの?」と感情的にいつも怒っていると
・子どもが怒られ慣れする
・子どもが怖がる(気の弱い子は特に委縮する)
・親が疲れ果てる
・親の心身の健康のために良くない

逆に必要な時にしっかりと叱ると
・親の真剣度が伝わる

ということになるのではないでしょうか。

感情的に怒りながら起こしたとしてもサッと起きられるようにはなるわけでもないし、かといって怒らなかったからといって大きくなっても起きられない子になるわけでもありません。

イライラしたり、がっかりするとは思うのですが、淡々と「今しなければならないこと」だけに目を向けてみるのはいかがでしょうか。

我が家の双子っちもこれまでと何ら変わらず朝起きず、ごはん中に遊んだりよそ見をしたりします。私は「ゆりさん式」で怒りの感情を出さず、起きるまで淡々と起こし続け、ごはんを食べさせます。
始めは難しく思えましたが、最近は怒ることが少なくなりました。

「今」に目を向ける

なぜ私はイライラしているのか。日々書いているノートを見返してみると、「今」してほしいことだけでなく、他にもいろいろなことを考えていて、それで怒りが増幅しているのではないかということに気が付きました。

例えば、今「朝ごはんを食べてほしい」、ただそれだけなのに、「毎日最後まで全部食べさせようと声をかけ続けるのが面倒くさい」「毎日きちんと食べるように言っているのに何でわからないの」「保育園での給食は大丈夫かしら」「ごはんをきちんと自分で食べられないと、私がダメな親だと思われるのではないか」などと「ごはんを食べること」以上に自分で不満や不安を大きくしてイライラしていたのです。

子どもに対して怒っているとき、自分が何に対して怒っているのか、しっかり理解していることが大切だと思います。

自分の不安をくっつけて、必要以上に怒る理由を作らないようにしたいと思っています。子どもが何で怒られているのかわからず、どうしたらいいのかわからなくなってしまうからです。

期待値を思い切り下げる

私の怒りの理由は子どもが自分の思うとおりに動かないからということと親である私の評価に対する不安からだと気が付きました。
その中には子どもの対する期待や理想があります。

でも、それで怒る頻度が増えるなら、それはあまりいいことではありません。
理想は大切ですが、「こうあってほしい」「こうできてほしい」とあまりにも思っていると、できなかったときに「何でできないの」とイライラしてしまうのです。

ここは思い切って「大目にゆるく見守っていく」ことにしました。

例えば「あいさつは元気よくしようね」と子どもに教えます。
でも、親の理想通りの挨拶ができないことだってあります。
ここまでできたら良しとするラインを引いておきます。
小さな声だけど挨拶ができたら、まずは「できたね」と褒めます。

我が家の双子っちはおもちゃを部屋いっぱいに広げて遊びます。
そのため「部屋をきれいに片づける」ようにいつも言っています。

棚のおもちゃBOXにきちんと並べてしまうのが理想なのですが、人が踏むようなところにおもちゃを残さないように片づけることや布団を敷く前までに片づけてあればいいことにしています。

ただし、引き続きBOXの中を並べるともっときれいになることやたくさんおもちゃが入ること、遊んだあとにすぐに片づけると部屋がきれいになることを教えていくことは大切だと思います。
そうすると子どもたちも一歩一歩できるようになっていきます。

子どもは100回言わないとわからないと言います。
大目に見るとはいってもできるだけきちんとしつけたいと思うのが親です。
広い心で待ってあげられる親でありたいのですが、なかなか難しいものです。
子どもは子どものペースで成長していきます。個人差はありますが、子どものタイミングは必ずやって来ます。
できるようになるまでの時間を「目に見えない蓄えしている時間」だと思って待てる親になりたいと考えています。


ABOUT ME
まりん
まりん
会社員 2児のママ
家族構成:夫と男の子と女の子の双子の4人家族
趣味:読書 アウトドア活動 料理
2023年に一家で移住。 子育てや日常生活、お気に入りのものや暮らしの工夫などを紹介するライフスタイルブログです。日々の小さな喜びや発見を共有し、読者の皆さんと一緒に成長していけたらと思います。よろしくお願いいたします。
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