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あなたは大丈夫?生き抜くための必須スキル – 空気・体温・水の確保と火起こし方法

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まりん
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災害や緊急事態が発生した際、生命を維持するためには適切な知識と備えが不可欠です。

ここでは、生命維持の3大要素である空気、体温、水の確保方法や、生存に役立つ火起こしと食料確保の方法、体温を保つためのウェアリングの技術など、アウトドアや災害時に役立つ生存術について詳しく解説します。緊急事態に備えて、これらの知識を身に付けておくことが必要です。

1. 生命維持の3大要素 ―空気、体温、水

生命を維持するためには、空気、体温、水の3つの要素が不可欠です。
これらの要素を優先的に確保することが最も重要です。アウトドアや災害時にもこの法則は適用され、危機的な状況に陥った場合でも生き延びるための計画を立てる際に役立ちます。

1.1 空気の重要性

最も重要な要素は「空気」です。空気がないとわずか3分で命を失います。通常は空気の不足という状態はまれですが、火災などの緊急事態では対策が必要になります。

1.2 体温の保持

次に重要なのは「体温」です。体温の目安は約3時間で、急激に失われることがあります。よく冬山の遭難で低体温という言葉を聞きますが、夏でも濡れた状態で風にさらされると体温が急激に下がるので注意が必要です。
低体温症はアウトドアでの死亡原因のほとんどを占めています。体温を保つためには適切なウェアリングが必要です。

1.3 水の必要性

また、人間が生き延びるためには「水」も欠かせません。人間は約72時間まで水を摂らずに生きることができますが、それを超えると危険な状態になります。

以上が生命維持の3大要素であり、これらを確保することが最も大切です。
緊急時に備えた生存計画を立てる際には、この要素を優先的に考えましょう。
災害時やアウトドアでの活動時には、セイクレッドオーダーを意識して行動しましょう。

2. 生存に役立つ火と食料

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火は危機的状況において生存にとても重要な要素です。火を使うことで調理や明かりを確保することができます。そのため、火を採る方法や火の使い方を知っておくことは非常に大切です。

火の取り方と使い方

火を作る方法にはいくつかの方法があります。
代表的なものには火打ち石やライターなどがありますが、もしもこれらの道具を持っていない場合でも、身の回りのものを利用して火を作ることができます。
たとえば、木を擦り合わせる「こする方法」やレンズを利用する「レンズ法」、太陽光を利用する「太陽光法」などです。

また、火を使う際には安全に注意することも重要です。
火は事故や火災の原因にもなりますので、火を使う場合は以下の点に気を付けましょう。

  • 火を使う場所は風が通りにくい場所を選ぶ。
  • 火元をしっかり固定し、安定した位置に置く。
  • 火の近くには燃えやすいものを置かないようにする。
  • 火が消えた後はしっかりと火を消し、冷めるまで待ってから場所を離れる。

これらの注意点を守ることで、火の危険性を最小限に抑えることができます。

食料の確保と保存

食料は生存するために欠かせない要素の一つです。災害時は、食料の確保と保存がとても重要になります。

食料を確保するためには、まずその場で採取できる自然の食材が考えられます。
木の実やきのこ、野草など、自然の中には食べられるものが存在します。  
ただし、食べることができるかどうかを正確に判断することが大切です。不明な食材は摂取しないようにしましょう。

また、食料の保存にはいくつかの方法があります。乾燥させる方法、加熱処理する方法、塩漬けにする方法などが一般的です。食料が限られている場合は、無駄にせずに節約することも大切です。

また、現在手元にある保存食の期限を確認し、定期的に消費期限が近づいているものを使い切るようにしましょう。

食料の確保と保存は生存するために非常に重要な要素です。常に食料の備蓄や供給を考え、適切に管理することが必要です。

これらを実際の災害に備え、アウトドアなどでシュミレーションすることで生存するための知識と準備をしっかりと身に着けることができます。
非常時に生存するためには、火と食料の重要性を忘れずに、具体的な対策を考えるようにしましょう。

3. 屋外環境での体温維持の極意

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屋外で快適に過ごすためには、体温を適切に調節することが非常に重要です。
特に自然環境では、急激な気温変化や風の影響を受けやすくなりますので、体温の調節が必要です。

3.1 ウェアリングの技術

まず、アウトドアで体温を保つためにはウェアリングの技術が重要です。
ウェアリングとは、服の重ね着のことで、以下の3層のレイヤリングが効果的です。

  1. 下着層: 体感温度を高めるための下着です。吸汗速乾性に優れたものを選びましょう。
  2. 中間層: 体から出る体温を逃さずに溜めておく層です。防寒性の高い中間着やフリースなどを使用します。
  3. アウター層: 外部からの風や雨を防ぎながら、体温を逃さないようにする層です。防水透湿素材のジャケットやコートが適しています。

3.2 機能的なアウトドアウェアの活用

アウトドアウェアには、さまざまな機能が備わっています。
例えば、吸汗速乾性や防水透湿性などの特徴を持つ衣服があります。これらの機能を活用することで、汗をかいても冷たくならず、体温を保ちながら快適に過ごすことができます。

3.3 簡易的な防寒ウエアの作り方

災害時など、機能的なアウトドアウェアを持っていない場合には、簡易的な防寒ウェアを作ることが可能です。
例えば、薄手のレインコートと新聞紙を利用する方法があります。新聞紙を服の内側に入れることで、体温を保つことができます。見た目は悪くなるかもしれませんが、その暖かさにびっくりするかもしれません。

まとめ

屋外で体温を保つためには、ウェアリングの技術と機能的なアウトドアウェアの活用が重要です。さらに、機能的なアウトドアウェアがない場合には、簡易的な防寒ウェアを作ることも有効です。常に体温を意識し、快適に過ごしましょう。

4. 衣服の3層構造で快適に体温調節

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屋外で快適に体温を調節するためには、衣服の3層構造が重要です。衣服の重ね着により、体温を保ちながら快適さを実現することができます。

① 下着層 – 体感温度の向上

下着層は体感温度を高めるために重要です。この層では、吸汗速乾性に優れた下着を選ぶことが必要です。汗をかいても冷たくなりにくい素材を選びましょう。さらに、密着性があり保温性に優れた素材を選ぶことも大切です。

② 中間層 – 体温を逃さないように保持

中間層は体温を逃さずに保持するための役割を果たします。この層では、保温性が高く断熱性のある素材を選ぶことが重要です。また、通気性のある素材を選ぶことも快適さを得るために重要です。

③ カバー層 – 体温の逃さないように保護

カバー層は外部からの風や雨を防ぎながら体温を保つ役割を果たします。この層では、防水透湿素材のジャケットなどを利用すると効果的です。これにより、体温を保ちつつ外部からの要素から身を守ることができます。

衣服の3層構造を意識することで、体温を効果的に調節することができます。アウトドアだけでなく、災害時にも応用することが可能です。
また、アウトドアウェアを持っていない場合でも、薄手のレインコートや新聞紙を利用することで簡易的な防寒ウェアを作ることができます。見た目は良くないかもしれませんが、その暖かさに驚くことでしょう。

衣服の3層構造は体温維持だけでなく、快適な着用感ももたらします。ぜひ意識していつもの外出やアウトドア活動に取り入れてみてください。

5. 災害時の身近な”レイヤリング”術

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災害発生時には、保温効果を高めるために効果的な衣服の重ね着、つまり「レイヤリング」が重要です。屋外環境での体温維持の極意と同じ考え方ですが、普段の生活でも役立つテクニックです。

衣服の3層構造で快適に体温調節

衣服のレイヤリングは、下着層、滞留層、カバー層の3つの層構造で行います。
下着層は体感温度を高めるための重要な役割を果たし、吸湿速乾性に優れたものが適しています。
滞留層は体から放出される体温を逃さないように保持する役割があります。
そして、最上層のカバー層は外部の風や雨から体温を逃さないようにする役割があります。アウトドアウェアの中には、これらの機能を備えたものが多くあります。

災害時の身近なレイヤリング術

しかし、災害時にはそんな機能的なアウトドアウェアを持っているとは限りません。
そこで、身近なもので簡易的なレイヤリングを行う方法があります。例えば、薄手のレインコートと新聞紙を備えておくことで、簡易的な防寒ウェアを作ることができます。

レインコートは雨を防ぐだけでなく、風も遮る効果があります。新聞紙は身体の周りに巻くことで滞留層を作り、体温を逃がさないようにします。新聞紙は折りたたむことで厚みを出せるため、必要に応じて複数枚使用することもできます。

ただし、新聞紙の使用には注意が必要です。背中に均等に新聞紙を入れるのは難しいため、着用には少しコツが必要です。平時に試しておくことで、非常時に戸惑うことがないようにしましょう。見た目は悪いかもしれませんが、その暖かさには驚くはずです。

また、災害時には身体を温めるだけでなく、心のケアも重要です。自宅で過ごす場合でも、散歩や好きな音楽の聴取、特別な飲み物を楽しむなど、日常とは違う時間を作ることで気分転換ができます。
温かい飲み物やスープなどを口にすることで心が落ち着いたり、元気が出たりということもあります。

身体のケアや心のケアを忘れずに、災害時の身近なレイヤリング術を活用することで、体温の維持だけでなく、心の安定も保つことができます。

まとめ

生命を維持するための3大要素である空気、体温、水の確保が最も重要です。
災害時やアウトドアでの活動では、火の使い方や食料の確保、体温の保持といった基本的な知識が不可欠となります。
特に体温の維持には、ウェアリングの技術やアウトドアウェアの活用が重要です。
そして、災害時には身近なものを利用したレイヤリング術を活用することで、簡単に体温を保つことができます。
これらの知識と技術を身につけることで、様々な状況下でも生きながらえることができるのではないでしょうか。
日頃からこれらの準備をしっかりと行い、いざという時に備えましょう。

ABOUT ME
まりん
まりん
会社員 2児のママ
家族構成:夫と男の子と女の子の双子の4人家族
趣味:読書 アウトドア活動 料理
2023年に一家で移住。 子育てや日常生活、お気に入りのものや暮らしの工夫などを紹介するライフスタイルブログです。日々の小さな喜びや発見を共有し、読者の皆さんと一緒に成長していけたらと思います。よろしくお願いいたします。
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