家事子育て

共働き家庭の仕事と子育ての両立術

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まりん
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現代社会において共働きの家庭が増えており、仕事と子育ての両立は大きな課題となっています。
我が家も共働きで、子どもたちは保育園のお世話になっており、夫と私の親の援助を受けることもできません。
ここでは、共働き家庭の実情や困難、そして乗り越える方法についてご紹介したいと思います。共働き夫婦の皆さんにとって有益な情報となれば幸いです。

1. 共働きで子育てする上での大変さとは?

共働きで子育てをする上で、さまざまな困難に出会うことがあります。
夫婦共働きの場合、仕事と家庭を両立する必要があり、時間的な制約や精神的な負担を感じることが多いです。

a. 時間的な制約

共働き夫婦は限られた時間の中で、子どもの送り迎え、食事の準備、家事の負担など、多くのことをこなさなければなりません。
忙しいスケジュールの中で急な子どもの体調不良や予期せぬ出来事に対応する必要もあります。予定通り進めることが難しい場合もあり、時間の使い方とスケジュール管理が重要です。

b. 精神的な負担

共働きで子育てをする際、時には精神的な負担を感じることもあります。
子どもの体調不良で急に早退しなければならなくなったときに受ける周囲からの非難や自己評価の低下、家族との時間不足に対する罪悪感などが挙げられます。
以前に比べて理解はあるものの、急な早退は忙しいときには「また?」となります。特に双子を抱えているとその頻度が高くなり、迷惑をかけている自分に対する自己評価はどん底になります。
仕事に追われながら家族のために働くことへの疑問やストレスも生じる場合があります。さらに、家事や育児の両立によってイライラや疲労感が溜まる状況も起こります。

c. パートナーとのコミュニケーション不足

共働きで子育てをする際、パートナーとのコミュニケーション不足が生じやすいように思います。
家庭を円満にするためには日々の忙しさの中で、仕事の報告やスケジュール共有だけでなく、些細な出来事も共有することが重要です。一方的なコミュニケーションを避け、お互いを理解し合い、協力しながら関係を築くことが重要です。

共働きで子育てをすることは大変ですが、時間の上手な使い方や自己ケア、ストレス管理が重要です。
また、パートナーとのコミュニケーションを大切にし、お互いに協力しながら共働きで子育てに取り組みましょう。

2. 仕事を続ける理由

1.経済的な安定

共働きで子育てをすると、保育料など様々な費用がかかります。
また、度重なる値上げで支出が増え、貯金がなかなかできない現実があります。
夫の収入が上がらない中で、私の収入がなくなると生活は厳しくなります。家計を安定させるためには、私が働き続ける必要があります。
また、将来的には現在の借家を購入したいと考えており、家賃を払いながら購入費用を貯めています。

2.メンタルの安定

子育ては非常に大変で、特にコロナ禍ではさらに大変でした。
コロナ禍で2人の子供を育てることは精神的にも肉体的にも大変なことでした。

毎日の悩みやストレスに立ち向かいながら夫と励まし合い、悩みを分かち合いながら仕事を続けることでメンタルの安定を図ることができています。
いろいろ精神的に落ち込むことはあっても、好きな仕事をすることで自分の存在意義を感じ、充実感を得ることができています。
子供たちの成長を見守りながら、仕事をするという生活は今の私にとってはやはり大切なものなのです。

以上の2つの理由から、私は仕事を続けることを選択しています。経済的な安定と自分自身のメンタルの安定のために、共働きをしながら子育てに取り組んでいきます。

3. 共働きの実態と定義

共働きの定義とは?

夫婦がともに就労していることを共働きと定義します。
共働きはしばしば「二馬力」とも言われ、家庭には2人の働き手がいることを意味します。ただし、共働きの範囲は調査や集計方法によって異なります。

具体的な共働きの定義では、夫婦が共に就業している場合、「就業者」として正規雇用の職員・従業員だけでなく、非正規雇用のパートタイム労働者、アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託なども含まれます。つまり、パートやアルバイトであり、年収が扶養控除対象の103万円未満の場合でも、年収が130万円未満の第3号被保険者であっても、共働きの一員とみなされます。

共働きの実態とは?

共働きが増えてきた理由はさまざまですが、現実的な状況では、女性の多くが非正規雇用の状態にあり、男女間の賃金格差や待遇の格差が依然として存在していることが言えます。

共働きで子育てをする家庭は増えていますが、実際には女性の負担は男性よりも大きい場合が多いです。
共働きであってもなくても、子育ては夫婦二人で行う必要があります。双方が積極的に子育てに取り組むためには、パパとママが仕事をする場合でも、配慮が必要です。
共働きを続けるために、子育てにも配慮が行き届いた社会であればいいなと思います。まだまだ課題は多いですが、共働きと子育てがスムーズにできる社会を実現するために、私たちはもっと自治体に要望を伝えたり、子育て支援のサービスの利用を通して現状を仲間と共に変えていくための努力をしないといけないなと考えています。

4. 子育てをラクにする5つの方法

共働きの子育ては大変なこともありますが、以下に紹介する5つの方法を取り入れることで、子育てをラクにすることができます。

1. 自治体・民間のサービスを活用する

自治体や民間で提供されている子育て支援サービスを積極的に利用しましょう。
具体的には、以下のようなサービスがあります。
– ファミリー・サポート・センター(各自治体)
NPO団体「フローレンス」

これらのサービスを利用するためには事前の手続きが必要ですので、早めに準備を始めておきましょう。

2. 病児保育施設を利用する

子どもが急に体調を崩して保育園などに預けることができない場合は、病児保育施設を利用することができます。
全国に加盟施設があり、突然の体調不良に対応してくれます。事前の登録と年会費の納入が必要な場合がありますので、登録しておくことをおすすめします。

3. 子育て・家事は夫婦で協力する

子育てと家事の役割分担を夫婦で話し合いましょう。
以下の点に配慮して分担することが大切です。
– お互いの得意なことや不得意なことに応じて分担する
– 子どもとの関わりを均等にする

4. 保育園や学童保育を活用する

保育園や学童保育を利用することで、子育てと仕事の両立をしやすくすることができます。以下の点に注意しましょう。
– 保育園では延長保育のサービスも提供されている場合があるので、保育士と相談する
– 学童保育は小学校に入学すると特に重要なので、利用方法を調べておく

5. 時短家電を導入する

子育てと仕事を両立させるためには、家事の効率化も重要です。
我が家は以下の家電を活用して家事の時間を短縮しています。
– ドラム式洗濯乾燥機
– 食器洗い乾燥機
– 自動調理鍋

これらの方法を取り入れることで、共働きの子育てをよりラクにすることができます。自分たちに合った方法を見つけて、子育てと仕事を両立させましょう。

5. 企業に求められる5つの対応

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共働きの親が子育てをしながら仕事を続けるためには、企業の対応が求められます。
以下に、共働きの親たちが期待する企業の対応策を5つご紹介します。

  1. 時短勤務の柔軟な対応

    共働きの親にとって、時短勤務は大変重要です。子どもが小学校に入学するまでの間、時短勤務の制度を設けることができれば、仕事と子育ての両立がよりスムーズに進みます。企業は時短勤務を柔軟に対応することで、共働きの親たちの負担を軽減することができます。

  2. 子育てに理解のある職場環境づくり

    共働きの親たちは、子育てと仕事の両立に苦労しています。企業は、子どもが小学生になると状況がラクになるという考えをやめてほしいです。   学童保育などの環境整備や、上司や同僚の理解促進のための教育などを行うことで、共働きの親たちにとって働きやすい職場環境を整えることができます。

  3. 定期的なサポートの提供

    出産後に職場復帰する女性の多くは、子育てに関する悩みを抱えています。企業は、定期的なサポートプログラムの提供や、人事部やマネジメント層による職場復帰後のサポートを行うことで、子育て社員の支援を継続的に行うことができます。

  4. 管理職のポジションへの適正な配置

    女性管理職の割合を増やす取り組みは、今後ますます重要となってきます。企業は、女性が管理職に就く機会を増やすためのプログラムの実施や、女性のキャリアアップを支援する体制を整えることが求められます。

  5. 若手への両立キャリアへの意識づけ

    共働きの親たちは、子育てと仕事の両立に不安を抱えています。企業は、新入社員や若手社員に対して、両立キャリアについての意識づけや情報提供を行うことで、将来的な共働きの親たちのサポートをすることができます。

これらの対応策を実践することで、共働きの親たちが仕事と子育てを両立しやすい環境を整えることができます。
企業は、今後社員の成長と生産性向上のためにも、積極的に共働き支援策を取り入れていくことが重要だと思います。

まとめ

共働きでの子育ては大変な面もありますが、企業の支援や自治体サービスの活用、夫婦間のコミュニケーションなど、様々な工夫をすることで乗り越えていくことができます。
子育てと仕事のバランスを保ちながら、お互いを理解し合い、協力して取り組むことがポイントです。共働き家庭が増加する中で、企業と社会全体で子育て支援に尽力し、共働きと子育ての両立が実現できる環境を整備していくことが重要だと思います。

よくある質問

共働きで子育てする上での大変さとは何ですか?

共働きで子育てをする上で、時間的な制約や精神的な負担が大きな課題となります。
夫婦双方が仕事と家庭を両立する必要があり、予期せぬ出来事への柔軟な対応や家事・育児の分担など、多くの困難に直面します。
また、ストレスの蓄積や夫婦のコミュニケーション不足などの問題も生じがちです。
これらの課題に適切に対処することが重要です。

なぜ仕事を続ける必要があるのですか?

共働きで子育てをする上では、経済的な安定と自身のメンタルヘルスの維持が重要な理由となります。一方の収入が減ると家計が逼迫する可能性があり、また、仕事を続けることで自己肯定感や充実感を得られるため、両立を図る必要があります。

共働きの定義と実態とはどのようなものですか?

共働きとは、夫婦が共に就労している状態を指します。
ただし、その範囲は正規雇用だけでなく非正規雇用も含まれ、世帯収入が一定水準以下であれば共働きとみなされます。共働き世帯は増加傾向にありますが、依然として女性の負担が大きい現状があり、真の共働きを実現するためには、さらなる社会的な配慮が求められます。

共働きの子育てをラクにする方法はありますか?

共働きの子育てをラクにするための方法としては、自治体や民間の支援サービスの活用、病児保育施設の利用、夫婦での家事・育児の協力、保育園や学童保育の活用、時短家電の導入などが考えられます。
これらの方法を組み合わせて実践することで、子育てと仕事の両立がより円滑に進められると思っています。

ABOUT ME
まりん
まりん
会社員 2児のママ
家族構成:夫と男の子と女の子の双子の4人家族
趣味:読書 アウトドア活動 料理
2023年に一家で移住。 子育てや日常生活、お気に入りのものや暮らしの工夫などを紹介するライフスタイルブログです。日々の小さな喜びや発見を共有し、読者の皆さんと一緒に成長していけたらと思います。よろしくお願いいたします。
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